弁理士 千葉哲也 の部屋

RPA - Runner Patent Attorney ランニング好きな弁理士 千葉哲也が知的財産に関する様々な話題を提供していきます。

特許(訴訟・判例)

知財高裁大合議判決 H30.4.3(H28(行ケ)10182・10184) ピリミジン誘導体事件

はじめに 知財高裁大合議判決 H30.4.3(H28(行ケ)10182・10184) ピリミジン誘導体事件 訴えの利益について 進歩性について おわりに はじめに 本件の争点は、訴えの利益と、進歩性の有無の2点になります。 特に進歩性の判断は注目すべきポイントです。 知…

キャッシュバック提供機能に関する特許などで、IBMが楽天を訴える!

lawstreetmedia.com 2021年3月29日に、IBM(International Business Machines Corporation)は、楽天株式会社、楽天USA株式会社、楽天コマースLLC、およびEbates Inc.が特許侵害をしているとして、その使用差止請求と損害賠償請求に関して、米国デラウェア州…

AppleはDRM特許に対して3億850万ドルのロイヤルティを支払うよう命じられる!

arstechnica.com 米テキサス州東部の連邦地方裁判所は、特許侵害訴訟において権利者側(パテントトロールであっても)に優しいと言われる裁判所ですが、その陪審員は、PMC(Personalized Media Communications)の所有するDRM(デジタル著作権管理)に関連す…

【均等】知財高裁大合議判決 H28.3.25(H27(ネ)10014)/最高裁判決 H29.3.24(H28(受)1242)マキサカルシトール事件

はじめに 知財高裁大合議判決 H28.3.25(H27(ネ)10014) マキサカルシトール事件 最高裁判決 H29.3.24(H28(受)1242) マキサカルシトール事件 おわりに はじめに ボールスプライン事件最高裁判決によって示された均等の5要件の主張立証責任の分配につい…

【権利存続期間の延長制度】知財高裁大合議 H29.1.20(H28(ネ)10046) オキサリプラティヌムの医薬的に安定な製剤事件

はじめに 知財高裁大合議 H29.1.20(H28(ネ)10046) オキサリプラティヌムの医薬的に安定な製剤事件 おわりに はじめに 医薬品については安全性確保のための審査が行われますが、その期間は長期になることが多いです。 この安全審査が完了しない限り、この…

【発明】最高裁判決 S52.10.13(S49(行ツ)107) 獣医用組成物事件 /最高裁判決 H12.2.29(H10(行ツ)19) 黄桃の育種増殖法事件

はじめに 最高裁判決 S52.10.13(S49(行ツ)107) 獣医用組成物事件 最高裁判決 H12.2.29(H10(行ツ)19) 黄桃の育種増殖法事件 おわりに はじめに 特許法2条1項は、「この法律で『発明』とは、自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度のものをいう…

【共同発明】知財高裁判決 H28.7.28(H27(行ケ)10191) 半導体装置事件

はじめに 知財高裁判決 H28.7.28(H27(行ケ)10191) 半導体装置事件 東京地裁判決 H18.9.12(H16(ワ)26283) JSR事件 東京地裁判決 H14.8.27(H13(ワ)7196) 細粒核事件 おわりに はじめに 特許法上では、発明の発明者には一人しかなれないということ…

【進歩性判断】東京地裁判決 H27.10.30(平成24(ワ)36311) フロントライン事件/哺乳動物,特に犬猫のノミを防除するための殺虫剤の組合せ事件

はじめに 東京地裁判決 H27.10.30(平成24(ワ)36311) フロントライン事件/哺乳動物,特に犬猫のノミを防除するための殺虫剤の組合せ事件 おわりに はじめに 請求項に係る発明を実施することができる程度に、具体的には、物の発明にあってはその物を作る…

【訂正の再抗弁】最高裁判決 H29.7.10(平成28年(受)第632号) シートカッター事件

はじめに 最高裁判決 H29.7.10(平成28年(受)第632号) シートカッター事件 おわりに はじめに 本件は、 「特許権者が、事実審の口頭弁論終結時までに訂正の再抗弁を主張しなかったにもかかわらず、その後に訂正審決等が確定したことを理由に事実審の判断…

【プロダクト・バイ・プロセス・クレーム関連】知財高裁判決 H29.12.21(H29(行ケ)10083) 旨み成分と栄養成分を保持した無洗米事件

はじめに 知財高裁判決 H29.12.21(平成29(行ケ)第10083号) 旨み成分と栄養成分を保持した無洗米事件 特許・ 実用新案審査ハンドブックの改訂 おわりに はじめに 先日、プロダクト・バイ・プロセス・クレーム(一般的に、PBPクレーム、と略されることが多…

【プロダクト・バイ・プロセス・クレーム関連】最高裁判決 H27.6.5(平成24年(受)第1204号、平成24年(受)第2658号) プラバスタチンナトリウム事件

はじめに 原審:知財高裁大合議判決 H24.1.27(H22(ネ)10043) プラバスタチンナトリウム事件 最高裁判決 1 H27.6.5(H24(受)1204(原審:知財高裁H24.1.27大合議判決(H22(ネ)10043))) プラバスタチンナトリウム事件 最高裁判決 2 H27.6.5(H24(…