弁理士 千葉哲也 の部屋

RPA - Runner Patent Attorney ランニング好きな弁理士 千葉哲也が知的財産に関する様々な話題を提供していきます。

AI・IoT

自動車業界を巻き込んだ通信技術関連の訴訟は今後かなり増加する

xtech.nikkei.com 「コネクテッドカーの普及を背景に、携帯通信技術などの標準必須特許(Standard-Essential Patent:SEP)を巡る訴訟が今後ますます激化する」。ゾンデルホフ&アインゼル法律特許事務所 弁理士・弁護士の松永章吾氏は、日本弁理士会が2021…

欧州EUのAI規則案に対する世界の反応

digital-strategy.ec.europa.eu 2021年4月21日にEUは、「AI」規則案を公表し、世界中に意見を求めました。 ※規則案(英語) eur-lex.europa.eu これに対応するため、日本の経済産業省にて設置された、「AI原則の実践の在り方に関する検討会」の第1回会合資料…

IoTに関する特許、ただ乗り論

www.jpo.go.jp あらゆるモノがインターネットにつながるIoT時代の特許制度の在り方、その中でも、いわゆる「ただ乗り論」については、現在、特許庁の産業構造審議会 知的財産分科会にて議論が行われています。 6月の会議においては、以下のような意見が出た…

米国では、AIは発明者として認めない、とする判決が出ました!

benrishit.hatenablog.com つい先日、オーストラリアで、AIが発明者として認められる判決が出ましたが、米国では、逆の判決が出ました。 gigazine.net 2020年4月に、米国特許商標庁は、「AIを発明者とは認めない」という見解を出しました。 その是非を問う裁…

AIが発明者に!!

ainow.ai 2021年7月30日に、オーストラリア連邦裁判所は、発明者は人間でなくてもよく、AIが特許出願の発明者として法的に認められる、という歴史的な判決を下しました。 現在、欧米中心に、AIが特許発明者になることを認めるかどうかについて協議検討が行わ…

AI関連特許出願、増加中

www.jpo.go.jp 特許庁発表のAI関連発明の出願状況調査によれば、AI関連特許出願が増加中とのことです。 上図のように、2014年以降の今回の傾向を第三次ブームとしています。 「AI関連発明」の対象には、AIコア発明(FI: G06N)の他にも、AIを各技術分野に適…

特許庁の「漫画審査基準~AI・IoT編~」

www.jpo.go.jp 特許庁が、「漫画審査基準 ~AI・IoT編~」を作成し、2021年4月5日に公開を開始しました。 特許の専門家でない方も特許審査に親しんでいただきたい、より多くの方に審査基準に興味を持っていただきたい、審査基準を理解していただくためのハー…